宮古の状況&被災地支援、私たちができること

夕べ、宮古の叔父から電話がありました。
まだ固定電話は繋がらないものの、携帯電話の規制が緩和されたらしく、自宅からでも通じるようになったとのこと。
ライフラインですが、電気は壊滅状態の一部を除いてほぼ全域で復旧し、水道は中心部で復旧。固定電話については、沿岸部はほとんど復旧していません。
ガスは都市ガスを使っているところはダメですが、ボンベ式のところでははずれたり壊れたりしていなければ使えます。
灯油はまったく手に入らず、皆さん、寒さが一番辛いようです。

「いやー、電気がこんなに早くつくとは思わなかった。自衛隊の方が大勢駆けつけて一生懸命作業しているお蔭だ」と、本当に感謝していました。
物資不足は続いており、家が無事だったところには衣類や寝具、タオルなどを提供してほしいという市からの要請が回ってきたそう。
「実家から出してほしい」と言ったのですが、実家は1m30㎝以上浸水し、中はぐしゃぐしゃで津波の泥が積り、そういう状況ではないとのこと。残念です…。
「俺の家にあるものを出すから心配するな」と言われましたが、叔父の言葉も日に日に力がこもり、前向きになってきたことは嬉しく思います。

●宮古沿岸部の情報を伝えるブログ

宮古沿岸部の情報は少ないのですが、「漁師の徒然なるブログ」では実に数多くの被害状況写真を掲載し、状況を伝えています。
宮古市沿岸部の安否確認の場ともなっているので、まだお知り合いの安否が確認できない方はぜひご覧ください。
地震直後、まだ何も情報が入って来ない時、札幌に住む弟がまず知らせてくれました。
次いで、いつもさまざまな情報(メンタルケア情報1もそう)を伝えてくれる友人のAさんもこのブログのことを教えてくれました。彼女は震災以前から見ていたそうです。

●何か協力したい!と考えている方に
お住まいの県や市町村、放送局、SNSのサイトをご覧ください。
さまざまな情報が出ています。

18日(金)、浜松市で被災地に送る毛布を集めていることを市のサイトで知り、締め切りまで何時間もありませんでしたが、急いで友人に連絡。私も寄付いたしました。友人も何人か持って行ってくれたそうです。ずいぶん多くの毛布が集まっていました。協力してくれた皆さまありがとうございました!
また、同時に被災地に送る自転車を昨日・今日と「浜松城公園」の駐車場(コンコルドホテル側)で集めている情報も流したところ、やはり友人が持参してくれました。
今日20日(日)も10時から16時まで受け付けています。
自転車は使える状態のものを。

スポーツ界の支援も始まっていますが、ジュビロ磐田の選手たちが参加しての募金活動が、昨日の「ららぽーと磐田」に引き続き、今日は午後2時~3時までJR浜松駅北口でも行われます。
お近くにお住まいの方はぜひ行ってみてください。


文具の支援の話も書きたかったのですが時間になってしまいました。
まだ気持ちは仕事に向きませんが、今から出掛けなくてはいけません。
こういう時は無理にでも仕事している方がいいかもしれませんね。

皆さんがお住まいの地域でも必ず何かできることがあります。
一人ひとりができることは小さくても、集まれば大きな力になります。
そして、支援の和は今だけでなく、復興するその時まで続き、広がっていきますように―。



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