7月18日(日)、「宮崎ますみのヒプノセラピー・ワークショップ第2回」を掛川市生涯学習センターで行いました。
三連休中にも関わらず、多くの皆様に参加頂き、ありがとうございました。

まずは一人ひとり自己紹介を兼ねながら、参加した動機や抱えている問題について語り、それに対して宮崎ますみさんが話していくという形式でスタート。前回も同じように行った際、私は進行という立場から時間を気にしてしまい、「早くヒプノセラピーの実践に移らないかなあ」などと不謹慎なことを考えてしまったのですが、今回は違っていました。
一人ひとりの話をよく聞くことで見えてくること、感じることがたくさんあり、それに対して解説したりアドバイスしたりするますみさんのお話が、また深い。
全員終わるまで1時間半とかなり長かったのですが、実はグループでワークショップを行う意味がそこにあるのだと、気づいたのです。
自分一人では得られないやり取りを通じて、ヒプノセラピーがどのようなものなのかもあらゆる側面から知ることができましたし、何より皆さんがとても純粋なこと、一生懸命生きていること、自分を知り高めたいという気持ちなどがひしひしと伝わってきて、感動を覚えていました。
愛おしさを感じるほどに―。

そして、みんな座布団を枕にして横になり、いよいよヒプノセラピー、催眠療法の実践に入ります。
まずはインナーチャイルドに会いに行く体験。
他の人がすすり泣く声を聞きながら、私も知らないうちに泣いていました。
次に、本当の自分に会いに行く体験。
本当の自分に会えたなら、今度は本当の自分から今の自分を眺めます。
この日、会場の外ではフリーマーケットが行われていて子どもが走りって騒ぐ声がしていたのですが、いつの間にかそんな雑音も耳に入らなくなっていました。
後で感想を聞くと、出会えた人、すっかり眠りに落ちてしまった人、いろいろでしたが、ここに来たことですでにセラピーは始まっていたような気がします。
実感はなくとも、潜在意識の蓋はきっと動いたことでしょう。
「すべては自分の中で起こっている。原因は外ではなく内にある」
「相手は鏡。相手に発した言葉はそのまま自分に返ってくる」
「地球上の陸が海の中で一続きにつながっているのと同じように、皆、人と人はつながっている」
ますみさんの言葉が、天然100%の薬のようにゆっくりと作用し、沁みわたっていくようです。
さて、ワークショップのあとは「セレンディピティサロン」でお食事とお話会。

その前に、前回ランチョンマットに素敵な文字を書いてくださった
書家の鈴木宥仁さんにお願いし、飛白体という書道のデモストレーションを行って頂きました。
最初は「蓮」という字、続いてますみさんが前回頂いた「瞬」という字を書いたのですが、濃淡とリボンのような線が織りなす、刷毛で描く書の世界にすっかり皆さん魅了されたようでした。

そのあとは、席について、同じく鈴木宥仁さんが一人ひとりに書いてくださった書のランチョンマットで玄米菜食のお食事。

いつ頂いても体にやさしく美味しい森口さんのお料理とデザートを堪能いたしました。
食事の合間に、発言していなかった参加者の感想を聞き、ますみさんがお話しするという形でセッション。

そして、希望する皆さんと一緒に「事任八幡宮」へ。
前もってお願いしていたので、宮司様による正式参拝、社務所での奥様によるお話と紙芝居まで披露して頂きました。
>この時点で、ますみさんが乗る新幹線の時間まで45分を切っていたのですが、道を隔てた山にある本宮まで登って参拝。
やさしい宮司様は皆さんが横断歩道を渡るまで歩行者ボタンを何度も押して待ってくださっていました。
5分ほどで着くというので登り始めたものの、キ、キツイ…!!
ますみさんは、羽が生えた蝶のように駆け上がり、真っ先に参拝。さすがに意気込みが違います。

皆さまとはここでお別れ。
「ますみさ~ん!急いでくださいね。間に合いませんよー」とハラハラしながら言うと、「大丈夫よ。今までもちゃんとうまく事が運んで行ったじゃない」と涼しい笑顔。
私は汗だくだくになりながら、車を走らせ掛川駅へ。
新幹線口に5分前に到着し、無事ますみさんは指定の新幹線に乗って帰っていきました~。
最後は慌てたものの、充実した濃い一日となりました。
細かい内容はまた追っていたしますが、とりあえず写真とともにざっとご報告。
参加された方々、もしご自身のブログ等で感想などをアップした際には、どうぞリンクしてくださいね。
ますみさんはすでにご自身のブログにアップされていますので、こちらもどうぞご覧ください。